出産・子育て経験を活かした「女性のやりがいのある仕事」「生きがいを見つける仕事」ができる「産後ヘルパー」って?

1.人生100年時代、仕事に求めるのは「収入」だけ?「やりがい」も求める女性に「産後ヘルパー」がおすすめです!

 人生100年時代と呼ばれる現代、多くの人が60代を迎えてもなお働き続ける必要性を感じています。仕事をする目的は、「収入」が含まれる場合がほとんどだと思われますが、果たして仕事に求めているものはそれだけでしょうか。
内閣府の「国民生活に関する世論調査」では、仕事をする理由として「お金を得るため」と答えた人が最も多い一方で、「生きがいを見つけるため」「社会の一員として務めを果たすため」「自分の才能や能力を発揮するため」といった「やりがい」や「生きがい」を求める声も多く挙げられています。
もし、出産や子育て経験をお持ちで、自分の持つスキルや経験を活かして「やりがいのある仕事」をしてみたい、あるいは他の仕事から転職してみたいと思っている女性がいましたら、おすすめしたいのが「産後ヘルパー」という仕事です。聞きなじみのない方も多いかもしれませんが、この仕事の魅力を詳しくご紹介します。

出典:「国民生活に関する世論調査」(令和6年8月調査)」概略版 p71

2.産後ヘルパーってどんな仕事?

 産後ヘルパーは、出産直後の女性(以下「産後ママ」といいます)の自宅に訪問し、心と体のケア(産後ケア)をおこなう仕事です。産後ヘルパーの主な業務内容は以下のとおりです。
・心のケア: 産後ママの心や体の変化、育児に関する不安・悩みに関する相談にのる
・体のケア: 栄養管理や乳房、腹部、足などのケア
・新生児ケア:授乳のお手伝いや沐浴
・家事ケア:食事の準備、掃除、洗濯など
 ベビーシッターとの違いは、ベビーシッターが赤ちゃんのお世話が中心であるのに対し、産後ヘルパーは産後ママのケアを主軸としている点です。
 産後ヘルパーという職業は、日本ではまだ普及率が低いのが現状です。厚生労働省が産後女性におこなったアンケート結果では、産後ケア事業を知っている方が64%、そのうち利用したのは16.4%にとどまりました(厚生労働省 地域における分娩施設 と産後ケア施設の連携体制に関する調査研究 報告書 より)。しかし、隣国の韓国では「産後ケア」は一般的であり、出産後に産後ケアサービスを利用する女性の割合は8割を超えると言われています。
日本でも核家族化や出産の高齢化、将来の育児負担など産後ママの不安に感じる要素が増えていく中で、自治体による産後ケアサービスの導入も進み、徐々に需要が高まっています。産後ヘルパーは、これからの日本でさらに重要性を増していく職業として期待されています。

出典:厚生労働省 地域における分娩施設と産後ケア施設の連携体制に関する調査研究 報告書 p15

3.産後ヘルパーのやりがいとは?

① やりがい1:出産直後に不安でいっぱいな、産後ママの力になれる!

 そんな産後ヘルパーが「やりがいのある仕事」である理由をいくつかご紹介します。1つ目は、「産後ママの力になれる」点です。
産褥期と呼ばれる出産直後の時期は、母親の身体的・精神的な負担が最も大きい時期です。出産という大きなイベントを終えた後、母親は自身の体力を回復させる必要がありながら、初めての育児に直面するため、不安や孤独を感じることが少なくありません。この時期の母親は、心身ともにサポートを必要としており、産後ヘルパーが果たす役割は非常に大きなものです。
 産後ヘルパーは、こうした母親の気持ちに寄り添い、温かい言葉で不安を和らげたり、専門的なアドバイスを行ったりすることで、母親に安心感を提供します。さらに、育児に関する具体的なサポートや家事の手助けを通じて、母親が心身の回復に集中できる環境を整えます。例えば、授乳のタイミングに困っている母親に実践的なアドバイスをしたり、母親が休む間に家事を代行することで、育児に対する負担を大きく軽減することができます。
 多くの産後ヘルパー経験者は、「ママから『一人じゃないと思えた』『助かりました』と言われたとき、自分の存在意義を強く感じる」と語っています。また、母親が元気を取り戻し、笑顔を見せてくれる瞬間に、自分の仕事の価値を実感するという声も多く寄せられています。産後ヘルパーは、直接的な感謝の言葉を通じて、自分自身の成長や仕事への誇りを感じられる、まさに「やりがいのある」職業なのです。

② やりがい2:赤ちゃんの成長を間近で感じられる!

 産後ヘルパーの2つ目のやりがいは、「赤ちゃんの成長を間近で感じられる」点です。
 産後ヘルパーの利用期間は、家庭によって異なりますが、一般的には2週間から1か月程度が多いとされています。この短い期間でも、新生児は驚くほどの速さで成長します。日々体重が増え、表情が豊かになり、手足を動かす動きにも力強さが加わるなど、赤ちゃんの成長を目の当たりにすることができます。
 母親と一緒に赤ちゃんの成長を見守り、その瞬間に立ち会えることは、産後ヘルパーならではの特権です。「赤ちゃんが初めて笑った瞬間に立ち会ったとき、自分も自然と笑顔になれた」「赤ちゃんが少しずつ声を出すようになるのを見て、母親と共に感動を分かち合えた」という声が多く聞かれるのも、この仕事の魅力を物語っています。
 また、新生児の生命力や成長力に触れることで、ヘルパー自身が「自分も頑張ろう」とエネルギーをもらうこともあります。多くの経験者が、「若返った気持ちになった」「日々新鮮な気持ちで働ける」と語る理由の1つが、こうした新生児との触れ合いにあるのです。

③やりがい3:「少子化対策」を支える社会的意義の大きな仕事ができる!

 産後ヘルパーの3つ目のやりがいと成長の実感は、「少子化対策」という社会的な課題に貢献できることです。
 現在の日本は深刻な少子化が進行しており、出産後の母親や家族への支援がますます重要になっています。産後ケアは、母親の心身の健康を支えるだけでなく、生まれてきた赤ちゃんの健全な成長をサポートする役割も果たしています。総務省の報告書によれば、「産院退院後の孤立や育児不安は、第2子以降の出生行動に影響を与える可能性がある」と指摘されており、産後ケアが出生率に与える影響は決して小さくありません。
 産後ヘルパーとして働くことで、赤ちゃんの健やかな成長を支え、母親や家族が安心して育児に取り組める環境を整えることができます。こうした社会的意義を持つ仕事に携わることで、自分自身の人生にも大きな充実感を得られるでしょう。

4.産後ヘルパーに向いている人って?専門資格は必要?

 産後ヘルパーに求められるのは、何よりも「思いやり」と「柔軟な対応力」です。資格や専門的なスキルがなくても、出産・子育て経験があり、母親や赤ちゃんに寄り添う姿勢と丁寧な心配りがあれば、十分に活躍できます。

 さらに、以下のような方に特に向いていると言えます:

●ご自身の出産、産後で苦労した経験のある方: ご自身の育児経験を活かして、不安を抱える産後ママの立場に立ったケアができます。

●30代、40代、50代、60代の女性: ある程度体力は必要ですが、力のいる作業はなく、50代、60代という年齢は、産後ママに人生の先輩としての安心感を与えてくれます。
●人と接するのが好きな方: 産後ママや家族とのコミュニケーションが重要なため、人と接すること、人の話を聞くことが好きな方に向いています。
●料理が得意な方: 栄養バランスを考えた食事の準備が求められる場面が多く、調理スキルを活かせます。

産後へルパーの手作りの夕食の料理
産後へルパーの手作りの夕食の料理
産後へルパーの手作りの作り置きの料理
産後へルパーの手作りの作り置きの料理

 産後ヘルパーとして働くために、これらのスキルや経験をすべて備えている必要はなく、また、特別な資格を取得する必要もありません。産後ヘルパー株式会社では、充実した研修制度が用意されており、初めての方でも安心してスタートできる環境が整っています。実務説明会や集合研修を通じて、産後ママや赤ちゃんへのケアの基本を学ぶことができます。いま専業主婦をされている方、他の仕事をされている方、誰もがこの仕事を新たにスタートすることができます。

5.産後ヘルパーの働き方は?

 産後ヘルパー株式会社では、正社員、短時間正社員、パートタイムなど、ライフスタイルに合わせた様々な働き方をご提供しています。ここでは、概要をいくつかご説明します。

◆勤務形態
正社員: 労働時間は月間150時間程度です。週5日のフルタイムですが、シフト制のためプライベートとの両立もしやすいです。
短時間正社員:労働時間は月間120時間程度です。処遇は正社員と変わりません。
パートタイム: 週2日から勤務可能です。シフト制で残業もないため、家庭優先のライフスタイルを希望する方に適しています。

◆勤務時間
お客さまの予約に合わせた勤務となります。6時間コースと8時間コースが、6時間コースの利用が多くなっています。基本的にお客さまのご自宅への 直行直帰の勤務形態となります。

 産後ヘルパー株式会社では、多様なライフスタイルや働き方のニーズに対応する勤務環境が整っています。自分や家庭の生活スタイルを大事にしながら「やりがいのある仕事」をしてみたいという方にぴったりの職場です。
 自分に向いているかも!と思った方は、ぜひ以下のリンクからお問い合わせしてみてください。

▶エントリーはこちらからお願いします。

また、代表取締役の明より、求人のメッセージがありますので、こちらのYouTube動画を御覧くださいませ。

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記事執筆者:中小企業診断士 小野 史開

記事編集者:産後ヘルパー株式会社 専務取締役 中小企業診断士 高久 広

採用担当:産後ヘルパー株式会社 代表取締役 明 素延

実家の母親の愛情を込めた
日本初「訪問型」産後ケアサービス
4,500名以上の産後ママとご家族に『笑顔』と『安心』を届けて、おかげさまで創業11年目です。

公式ホームページの会社概要はこちらからご覧ください。

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産後へルパー株式会社
◆本社
〒212-0011 神奈川県川崎市幸区幸町2丁目593番モリファーストビル4F
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〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-6-16 ヤマトビル405
◆大阪営業所
〒530-0012 大阪市北区芝田2-8-11共栄ビル3F コモンルーム梅田
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〒461-0011 愛知県名古屋市中区大須1-7-14パークIMビル2F

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