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現役産後ヘルパーの私たちが見てきた「産後ケアホテル」と「自宅訪問型産後ケア」の本当の違い

こんにちは。産後ヘルパー株式会社の取締役の高久です。今回は、日々ご家庭を訪問し産後ケアを行っている現役産後ヘルパーのお客様との会話や肌感覚から記事にしました。以下、当社の産後ヘルパーの言葉として記載していきます。

私たちはこれまで、産後ケアホテルを利用されたあとにご自宅へ戻り、「思っていたより大変で…」「最初から訪問型を知っていれば…」とお話しくださるママやご家族を、数えきれないほど見てきました。

決して、産後ケアホテルが悪いわけではありません。実際に助けられたという声も多くあります。ただ、現場でママとご家族に寄り添ってきた私たちだからこそ見える“違いがあります。

この記事では、パンフレットや広告ではなかなか伝わらない、現役産後ヘルパーの目線・言葉で、産後ケアホテル(宿泊型)と自宅訪問型産後ケアの違いをお伝えします。

1 産後ケアホテルで、私たちがよく聞くママたちの本音

産後ケアホテルを利用されたママから、帰宅後によく聞くのは次のような声です。

「ホテルでは体は休めたけれど、家に帰ったら現実が一気に来ました」 「赤ちゃんが新生児の間はよく寝ていて楽だったけれど、帰る頃には全然寝なくなっていて…」

産後ケアホテルは、出産直後のママが“何もしなくていい環境”に身を置ける点では、とても魅力的です。しかしその反面、自宅での育児生活との間にギャップが生まれやすいのも事実です。

特に印象的なのは、「生活リズムを作る前にサポートが終わってしまう」という声です。ホテル滞在中はスタッフが赤ちゃんのお世話をしてくれますが、帰宅した瞬間から、ご家族だけでの生活が始まります。その切り替えに戸惑うママが多いのです。

2 私たち産後ヘルパーが感じる、訪問型産後ケアの一番の違い

私たちがご自宅に伺ってまず大切にしているのは、「この家で、この家族が無理なく続けられる形」を一緒に作ることです。

自宅訪問型の産後ケアでは、赤ちゃんもママも、環境を変える必要がありません。いつもの布団、いつものキッチン、いつもの動線。その中でケアを行うため、サポートが終わったあとも生活が途切れません。

「ホテルを出たあとが本番」

これは、私たち産後ヘルパーが現場で何度も感じてきた言葉です。

3 パパと家族が“育児の当事者”になるタイミング

産後ケアホテルを利用されたご家庭でよく聞くのが、 「パパはほとんどやり方が分からないまま帰宅した」という声です。

ホテルでは、どうしてもスタッフ主体でケアが進みます。パパが見て学ぶ機会はあっても、実際に毎日の育児を“自分の手でやる”時間は限られます。

一方、自宅訪問型産後ケアでは、私たちはパパにも積極的に声をかけます。

・赤ちゃんの抱き方 ・オムツ替え ・沐浴 ・ミルクや授乳のサポート

これらを一緒に行い、「できている」「大丈夫ですよ」と伝えることで、パパの表情が変わっていく瞬間を、私たちは何度も見てきました。

結果として、パパが自然に育児に参加できるようになり、ママの心身の負担が軽くなります。これは、訪問型ならではの大きな違いです。

4 上の子がいるご家庭ほど、訪問型の価値は大きい

二人目、三人目の出産では、ママの一番の心配が「赤ちゃん」ではなく「上の子」というケースも少なくありません。

産後ケアホテルを利用すると、どうしても上のお子さまと離れる時間が長くなります。「寂しい思いをさせていないか」「生活が乱れていないか」と、ママは心配し続けます。

自宅訪問型では、上のお子さまのお世話、幼稚園・保育園の送り迎え、食事の準備まで含めてサポートが可能です。

私たちは、赤ちゃんだけでなく、そのご家庭全体を見ることを大切にしています。

5 食事とママケアは、毎日の積み重ねだからこそ

産後ケアホテルでは、食事が決まった時間に提供されます。授乳と重なってしまい、冷めたご飯を食べることになった、という話もよく聞きます。

訪問型では、ママの体調や好みに合わせて、その場で調理をします。量や味付け、使わない食材など、細かなリクエストにも対応できます。

また、私たちのママケアはオプションではありません。

・乳房ケア ・足や肩のマッサージ ・むくみや痛みへのケア

その日の体調に合わせて、「今日は少しだけ」「今日はしっかり休みたい」と、ママ自身が選べることを大切にしています。

6 マンツーマンだからこそ生まれる安心感

ホテルでは、スタッフの人数は多くても、一人ひとりが忙しく、ゆっくり話す時間が取れないこともあります。

訪問型では、ヘルパーがマンツーマンで寄り添います。私たちは全員、子育て経験者です。

「こんなこと聞いていいのかな?」

そんな小さな不安も、遠慮なく話してもらえる関係性が、ママの心を軽くしていきます。

7 私たちが思う、産後ケアの本当の役割

産後ケアは、特別な時間を過ごすためのものではなく、これから始まる毎日を安心して迎えるための準備だと、私たちは考えています。

産後ケアホテルが合う方もいれば、自宅訪問型が合う方もいます。ただ、「帰宅後に苦労するママが多い」という現実を、私たちは現場で見続けてきました。

だからこそ、産後ヘルパー株式会社は、ママとご家族が“自分たちの生活の中で”育児に慣れていける産後ケアを大切にしています。

この文章が、産後ケアを選ぶ際の一つの視点として、誰かの役に立てば幸いです。

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