「家族の絆を育む産後ケア」産後ケアホテルではなく自宅訪問型産後ケアサービスが選ばれる5つの理由」
産後ケアは自宅?ホテル?12年の経験から語る、本当に大切な選択基準
1 はじめに:増える産後ケアサービスの選択肢
産後ヘルパー株式会社の取締役の高久です。色々思うところがあって記事を書くことにいたしました。
「産後ケアホテルと自宅訪問型、どちらがいいんだろう…」
出産を控えたママやご家族から、最近このようなご相談をいただくことが増えました。産後ケアの選択肢が増えたことは、とても喜ばしいことです。一方で、「産後ケアホテルに宿泊するのか」「自宅に産後ヘルパーに来ていただき産後ケアサービスをうけるのか」。この2つのうち、「どちらが自分に合っているのか分からない」という声も多く聞かれます。
私たち産後ヘルパー株式会社は、創業12年、元祖訪問型産後ケアサービスの企業です。その間、5000人以上の産後ママとご家族の産後ケアサポートをしてまいりました。その経験から、産後ケアホテルと自宅訪問型産後ケア、それぞれの特徴と、本当に大切な選択基準についてお伝えします。
2 産後ケアホテルの魅力とは
まず、産後ケアホテルの特徴を客観的に見てみましょう。
産後ケアホテルは、出産後のママと赤ちゃんが宿泊しながら専門的なケアを受けられる施設です。主なメリットとして以下が挙げられます。
1 24時間体制のサポート:スタッフが常駐し、いつでも相談できる
2 夜間の赤ちゃん預かり:希望すれば夜間預かってもらえ、まとまった睡眠がとれる
3 食事の提供:栄養バランスの取れた食事が用意される
4 リラクゼーションサービス:マッサージやアロマなど癒しのオプションサービスがある
特に、初産で不安が強い方や、ご家族のサポートが得られにくい方にとって、心強い選択肢といえます。

3 自宅訪問型産後ケアの5つの大きなメリット
一方、自宅訪問型産後ケアには、産後ケアホテル型とは異なる独自の価値があります。12年間で培った経験から、特に大切だと感じる5つのメリットをご紹介します。
1. 家族全員で「親になる」経験を共有できる
産後最も大切なのは、ママの回復だけではありません。パパが父親になっていく過程、上のお子さんが兄姉になる過程、そして家族全員が新しい家族の形を作っていく過程です。
自宅でのケアでは、プロの産後ヘルパーが訪問している間、パパも一緒に赤ちゃんのお世話を学べます。沐浴の仕方、抱っこの仕方、泣いている理由の見極め方…これらを夫婦で学ぶことで、パパの自信も育ちます。
あるお客様は「パパが積極的に育児に参加してくれるようになり、▶産後クライシスとは無縁でした」とおっしゃっていました。家族の絆は、日常の中でこそ育まれるのです。
筆者個人的な考え方ですが、産後クライシスは絶対に避けるべきだと強く思っています。
また、こちらの▶産後のパパの記事もご覧いただければと思います。産後のパパの役割の重要性がわかります。
ちなみに、高久の事例ですが、妻に出産育児経験豊富な2人の姉がおりましたので、自宅での産後を過ごすことができました。ですので、当時超多忙だった私は、毎日家に帰るだけで家族に会えるという幸せな環境でした。もしも産後ケアホテルのように、自宅以外だった場合、産後クライシスで家庭が崩壊していたかもしれません😅


2. 「我が家のリズム」で産後を過ごせる
出産前から慣れ親しんだ自宅で過ごすことは、想像以上に大きな安心感をもたらします。自分の寝具、使い慣れた食器、好きな音楽、見慣れた景色…これらすべてが、産後のママの心と体の回復を助けます。
産後ケアホテルは素晴らしい設備を備えていますが、「他人の空間」であることに変わりはありません。個人差はありますが、環境の変化に敏感な方にとって、慣れない場所での睡眠は意外とストレスになることがあります。
自宅なら、ママ自身のペースで過ごせます。好きな時間に起き、好きなタイミングで休み、好きな場所でリラックスできる。このストレスフリーな環境が、実は最高の「癒し」なのです。
これについては、改めて別の記事を書きますが、取り急ぎ▶お客様の動画をご覧いただければ納得いただけ得ると思います。
3. 実生活に即したサポートで退院後の不安を解消
自宅訪問型の最大の強みは、「実際の生活環境の中で」サポートを受けられることです。
産後ヘルパーは、お客様の家の間取り、生活動線、使用している育児用品、ご家族の生活リズムを把握した上で、最適なアドバイスをします。例えば、「このキッチンなら調乳はここでやると効率的」「お兄ちゃんが帰ってくる時間は赤ちゃんをここに寝かせておくと安全」といった、教科書にはない実践的な知恵です。
産後ケアホテルでの経験は素晴らしいものですが、自宅に帰った瞬間、「あれ、ホテルではうまくいったのに…」という戸惑いが生じることもあります。自宅訪問型なら、最初から「実戦」です。学んだことがそのまま退院後の生活に直結します。
4. 柔軟性とコストパフォーマンス
産後ケアホテルは1泊5〜10万円が相場です。2週間滞在すれば70〜140万円という高額になります。
一方、自宅訪問型なら、必要な時に必要な時間だけサポートを受けられます。例えば、「平日の8時間、週5回、2週間」といったプランなら、トータルコストを大幅に抑えられます。当社のであれば、8時間×5日×2周間×3300円(税込)=26万円程度となります。その浮いた費用を、ベビー用品や将来の教育資金に回すこともできます。
また、急にサポートが必要になった時、自宅訪問型なら柔軟に対応できます。「上の子が風邪をひいて大変」「パパが急な出張」といった予期せぬ事態にも、スケジュール調整で対応可能です。
5. 上のお子さんや祖父母も安心
二人目、三人目の出産の場合、上のお子さんの存在を忘れてはいけません。
ママが産後ケアホテルに行ってしまうと、上のお子さんは「ママと赤ちゃんがどこかに行ってしまった」と不安を感じることがあります。会いに行くにも、パパの仕事の都合やお子さんの予定に左右されます。
自宅訪問型なら、上のお子さんも新しい家族を迎え入れるプロセスに参加できます。赤ちゃんとの接し方を産後ヘルパーから学び、「お兄ちゃん・お姉ちゃん」としての自覚も芽生えます。
また、遠方の祖父母がサポートに来られる場合も、自宅なら一緒に過ごせます。世代を超えた育児の知恵の共有も、自宅だからこそ可能です。
4 どちらが自分に合う?選択のチェックリスト
1 産後ケアホテルが向いている方:
・初産で不安が非常に強い
・ご家族のサポートが全く得られない
・自宅の環境が産後のケアに適していない
・一時的にでも完全に育児から離れて休養したい

2 自宅訪問型が向いている方:
・家族全員で赤ちゃんを迎えたい
・自宅でリラックスして過ごしたい
・実生活に即したアドバイスがほしい
・コストパフォーマンスを重視したい
・上のお子さんがいる
・パパが積極的に育児に関わりたい

まとめ|あなたらしい産後ケアを選択してください
産後ケアに「正解」はありません。大切なのは、ご家族の状況、価値観、優先順位に合った選択をすることです。
私たち産後ヘルパー株式会社は、12年間の経験から確信しています。産後ケアの本質は、「ママが休むこと」だけではなく、「家族が共に成長すること」にあると。
自宅という日常の空間で、プロのサポートを受けながら、家族全員で新しい生活を始める。その経験は、退院後の生活への自信となり、家族の絆を深め、長期的な幸せにつながります。
もし自宅訪問型産後ケアに興味をお持ちでしたら、ぜひ一度無料相談をご利用ください。12年間で培ったノウハウを活かし、あなたのご家族に最適なサポートプランをご提案いたします。

◆記事作成:産後ヘルパー株式会社 専務取締役 高久 広(1児の父)
実家の母親の愛情を込めた
日本初「訪問型」産後ケアサービス
5,000名以上の産後ママとご家族に『笑顔』と『安心』を届けて、おかげさまで創業12年目です。
★産後ヘルパーとして働きたい、自分の思いを仕事にしたい、産後のつらい経験を活かしたい、と思った方は産後ヘルパーを募集していますので、こちらのサイトをごらんください。
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