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産後ケア業界トップクラスの産後ヘルパー(株)の成長物語story1

産後ヘルパー株式会社のお客様。産後ケアサービスをご検討の皆様。いつもお世話になっております。産後ヘルパー株式会社取締役の高久(たかく)です。

高久は当社の創業前から支援者として、中小企業診断士として関与しております。
今は、出資者(株主)としてだけではなく、取締役としてより深く関与しており、2年が経過しました。

ここでは、創業から8期目となった産後ヘルパー株式会社の成長物語を複数回に渡ってご紹介したいと思います。

出産間近のママだけではなく、そのご主人、ご亭主、旦那様、お父さん、パパにもお伝えしたいです。なお、ご紹介の目線は、明代表ではなく、高久目線になります。

一部自画自賛のようなところがあるかもしれませんが、右往曲折の事実としてお読みいただければ幸いです

1 産後ヘルパー株式会社が誕生するまで

産後ヘルパー株式会社は、2014年2月に横浜で誕生しました。創業者は現在の代表取締役の明(ミョン)です。創業の思い、経緯は、公式サイトに記載がありますが、本人の産後の辛い思いと、本人の出身国の韓国では当たり前に産後ケアサービスを利用する制度や文化が根付いており、日本の遅れについて疑念をもったことがきっかけでした。

創業地は、横浜市中区尾上町にある公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)が運営している「インキュベーションルーム」です。ここは当時20社ほどの創業者が入居していて、KIPが成長支援をするという公的な場所です。
当時の高久はKIPの「インキュベーションマネージャー」として週2日ほどの契約でインキュベーションルームの入居者を支援をしていました。

 

産後へルパー株式会社が創業した神奈川産業振興センター

創業前の明代表は、子育て中のママであり、また外国人ということもあり、たった一人で起業し経営することに不安を抱いていました。そこで、東京都や神奈川県などの自治体が公的事業として創業支援付きインキュベーションルームを運営していることに着目し、入居を目指していました。彼女は当時神奈川に住んでいなかったことから、東京都のインキュベーションルームの入居を目指して活動をされていたのですが、どの施設からも断られてしまったようです。理由は、子育て中であり、しかも当時妊娠中だった女性起業家に対して、本気度を疑ったからだと考えられます。

東京都中小企業振興公社のアドバイザーを担っていた中小企業診断士(TACの高久の教え子さん)から公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)の存在を紹介され、たまたま横浜に転居することと重なり、KIPのインキュベーションルームの入居をめざしたのがすべてのスタートになりました。

産後へルパー株式会社が創業した神奈川産業振興センター

 

2 公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)インキュベーションルームへの入居決定が大きな転機に

2013年12月に、明代表がKIPのインキュベーションルームに入居したいということで、KIPで入居審査会が開かれ、高久は審査する立場で明のプレゼンテーションを聴きました。その時、このビジネスは成功する可能性が高いと直感したのです。
当時のプレゼン資料は今も持っていますが、8年以上経過した今も、ビジネスモデルは当時のままなのです。これは当時のビジネスプランが本当の意味で優れていたということになります。

産後へルパー株式会社が創業したKIPインキュベーションルーム

入居審査会のときに、明代表が国の創業補助金に応募したことを言っていたので、Padで調べたら採択されていました。当人は知らなかったようです。このようなことから、KIPインキュベーションルームの入居が決定したのです。これが大きな転機であったことは言うまでもありません。
このようなことから、明代表を中心に、高久は支援者として、産後ケアサービスの事業化がスタートしました。

この写真は、KIPで支援していた創業間もない女性起業家の方々をお招きして、KIPの理事長や他のインキュベートマネージャーらと支援をしている様子です。明と高久が写っています。

産後へルパー㈱が創業したKIPにて担当マネージャー高久による支援

 

以下の右が明代表、左が高久です。

産後へルパー㈱が創業したKIPにて担当マネージャー高久による支援

 

3 従業員がノウハウを盗んでパクった事件

 

高久個人として、一言では言い切れない想いが詰まっております。今後あらためて経緯はご紹介しますが、産後ヘルパー株式会社で採用した初めての正社員が、勤務中にノウハウや重要事項を丸ごと盗み、起業準備をし、そして退職してわずか2ヶ月でそっくりそのままの類似会社を立ち上げ、事業をスタートした事件が起きました。2019年秋のことです。
これは本当に怒りが収まりませんし、今でもはらわたが煮え繰り返る重いです。こういう汚い人間が身近にいること事態が絶対に許せない想いです。

このような驚くような事件や苦難、失敗と成功など、事実に基づいたシリーズものとしてお伝えして参ります。次回をお楽しみに!

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