妊娠中のママの
悩みに答えるコラム

産後の不安は妊娠中に減らせる|赤ちゃんを迎える前に夫婦で決めたいこと

要約

出産後の不安を減らすには、育児知識をたくさん覚えることよりも、困ったときの相談先、家事・育児の担当、ママが休める支援を妊娠中に決めておくことが大切です。この記事では、産後の生活を夫婦で具体的にイメージし、家族だけで抱え込まないための準備方法を紹介します。


赤ちゃんの肌着やベビーベッド、オムツ、哺乳瓶など、出産前には準備するものがたくさんあります。

しかし、物の準備と同じくらい大切なのが、産後の生活をどう回すかという準備です。

出産後は、赤ちゃんのお世話が昼夜を問わず続きます。ママの身体はまだ回復途中ですが、授乳、オムツ替え、寝かしつけ、洗濯、食事など、毎日の生活は待ってくれません。

「赤ちゃんが寝ている間に休めばよい」と言われることもありますが、その時間に食事や洗濯を済ませようとして、結局ほとんど休めないこともあります。

産後の安心は、赤ちゃんが生まれてから頑張ってつくるものではありません。妊娠中に、助けてもらう方法を具体的に決めておくことで、産後の負担を軽くできます。


1 育児に不安を感じるのは自然なこと

初めて出産する女性を対象にした民間調査では、産後への不安を感じている人のうち、75.0%が「育児に対する不安」を挙げています。また、62.5%が「育児による睡眠不足」を心配していました。

これは小規模な調査であり、すべての妊婦さんに当てはまる数字ではありません。ただ、赤ちゃんのお世話と睡眠不足が、多くの妊婦さんにとって大きな心配事であることは分かります。

赤ちゃんには一人ひとり個性があります。

よく眠る赤ちゃんもいれば、短い時間で何度も起きる赤ちゃんもいます。授乳の間隔、泣き方、抱っこで落ち着く方法も同じではありません。

そのため、出産前に育児について勉強しても、「実際にやってみないと分からないこと」は必ずあります。

不安になることは、準備不足ではありません。赤ちゃんを大切に育てたいからこそ、いろいろなことが気になるのです。

2 産後に困りやすいのは「分からない・休めない・頼れない」

産後の不安は、大きく3つに分けて考えると準備しやすくなります。

1つ目は、赤ちゃんの様子について「分からない」ことです。

母乳やミルクが足りているのか、泣き方に問題はないのか、病院へ行くべきなのかなど、判断に迷う場面があります。

2つ目は、ママが十分に「休めない」ことです。

夜間の授乳やオムツ替えが続くうえ、昼間も家事や来客対応があると、まとまった睡眠を取れません。

3つ目は、周囲に「頼れない」ことです。

実家が遠い、親が高齢、パートナーの仕事が忙しい、上の子がいるなど、家庭によって事情は異なります。

この3つを出産後に一つずつ解決しようとすると、大きな負担になります。妊娠中から、それぞれの対策を決めておきましょう。

3 準備1 相談先を一つのリストにまとめる

赤ちゃんのことで迷ったとき、インターネットで検索を続けると、情報が多すぎて、かえって不安になることがあります。

そこで、信頼できる相談先を先に決めておきます。

候補になるのは、出産する産婦人科、助産院、自治体の保健師や助産師、かかりつけの小児科、自治体の産後ケア窓口などです。

夫婦それぞれのスマートフォンに、電話番号、受付時間、相談できる内容を登録しておきましょう。

「赤ちゃんの体調について聞く場所」「ママの体調を相談する場所」「育児や家事の支援を申し込む場所」というように分けると分かりやすくなります。

夜間や休日に赤ちゃんの受診を迷った場合に利用できる電話相談なども、住んでいる地域の案内を確認しておくと安心です。

大切なのは、ママだけが相談先を知っている状態にしないことです。パートナーも同じ情報を持っていれば、ママが休んでいるときに代わって連絡できます。

4 準備2 家事と育児を「気づいた人」に任せない

産後の役割分担について、「できる人がやる」「気づいた人がやる」と決める家庭もあります。

ところが、赤ちゃんのそばにいる時間が長いママは、泣き声、洗濯物、食事の時間など、さまざまなことに気づきます。その結果、ママの仕事ばかりが増えてしまいます。

役割分担は、できるだけ具体的に決めましょう。

たとえば、夜のミルク後の片付けはパートナー、ゴミ出しと洗濯はパートナー、夕食は宅配か家族、沐浴は二人で行うという形です。

ここでのポイントは、ママに何をしてもらうかから考えないことです。

まず、パートナーができることを決めます。次に、家族や外部サービスに頼めることを決めます。その後で、残ったことの中から、ママが無理なくできるものだけを担当します。

また、パートナーが育児休業を取る場合でも、食事や掃除を外部に頼めるようにしておくと安心です。

育休中の二人が、同時に睡眠不足になったり、体調を崩したりすることもあります。「二人で頑張れば何とかなる」だけでなく、第三の支援を用意しておきましょう。

5 準備3 ママが休む時間を予定に入れる

産後は、「時間が空いたら休もう」と思っていても、空き時間がなかなか生まれません。

そこで、休息を予定として先に決めます。

たとえば、午前中の2時間はパートナーが赤ちゃんを見て、ママが眠る。週に数回は産後ヘルパーに来てもらい、その間に食事と休息を取る。自治体の産後ケアを利用して、身体と気持ちを整える時間をつくる、といった方法です。

自治体の産後ケアには、宿泊型、日帰り型、訪問型などがあります。ただし、利用条件、申請時期、料金、利用回数は市区町村によって異なります。

出産後に初めて調べるのではなく、妊娠中に自治体へ確認しておくことをおすすめします。

自宅で赤ちゃんと一緒に過ごしたい場合は、訪問型の産後ケアや産後ヘルパーも選択肢になります。

産後ヘルパーは、自宅で母親ケア、赤ちゃんのお世話、料理、洗濯などの支援を受けられるサービスです。上の子がいる家庭や、里帰りをしない家庭にも利用しやすい特徴があります。

6 赤ちゃんの支援だけでなく、ママの回復も準備する

産後ヘルパー株式会社の利用者アンケート1,285件では、サービスを選んだ理由として、「母親ケアがあるから」が886人、「赤ちゃん・新生児ケアがあるから」が866人でした。

また、利用後に良かった支援として、「母親の食事や家事など」を挙げた人は1,067人でした。

この結果から、赤ちゃんのお世話だけでなく、ママの食事や休息、家事負担の軽減も強く求められていることが分かります。

赤ちゃんを大切にするためには、ママの身体と心が回復できる環境が必要です。

食事をつくってもらう、洗濯を任せる、赤ちゃんを見てもらって眠るという支援は、ぜいたくではありません。出産後の身体を回復させ、その後の育児を続けるための準備です。

なお、このアンケートは産後ヘルパー株式会社の利用者を対象とし、複数回答を含みます。全国の妊産婦全体を表す調査ではなく、サービスを利用していない方との比較や因果関係を示すものではありません。

7 産後1週間の生活を夫婦で想像してみる

出産前に、夫婦で産後の1日を具体的に想像してみましょう。

朝、誰が朝食を用意するのか。赤ちゃんが夜に何度も起きた翌日、誰が洗濯するのか。ママの体調が悪いとき、誰が買い物をするのか。上の子の送迎はどうするのか。

話し合うと、「これまでママがやるつもりだったこと」が多いことに気づく場合があります。

すべてを細かく決める必要はありません。ただし、次の3つは決めておきましょう。

  • ママが寝不足のときに代わる人
  • 食事と洗濯を担当する人
  • 家族だけでは難しいときに頼むサービス

産後の計画は、予定どおりに進めるためのものではありません。予定外のことが起きたときに、ママ一人へ負担が集中しないようにするためのものです。

産後の幸せなご夫婦と赤ちゃん
産後の幸せなご夫婦と赤ちゃん

8 支援サービスは早めに調べる

産後ケアや産後ヘルパーは、出産後に限界を感じてから探すより、妊娠中から候補を決めておく方が利用しやすくなります。

事前相談では、支援内容、対応地域、利用料金、スタッフの経験、予約方法、変更やキャンセルの条件などを確認します。

人を自宅に入れることに抵抗がある場合は、短時間や少ない回数から始める方法もあります。

産後ヘルパー株式会社では、住み慣れた自宅で、母親ケア、赤ちゃんケア、食事、家事などを組み合わせた支援を提供しています。

自治体の産後ケア、医療機関、助産師の支援と、民間のサービスを併用しても問題ありません。家庭に必要な支援を組み合わせることが大切です。

9 まとめ|産後の安心は「助けを呼べる準備」から

産後の育児不安を完全になくすことは難しいかもしれません。

しかし、相談先を決め、家事と育児を分け、ママが休める支援を用意すれば、不安を小さくすることはできます。

出産後に必要なのは、完璧に育児ができるママではありません。

分からないときに相談できること、疲れたときに休めること、つらいときに助けを求められることが大切です。

赤ちゃんを迎える準備の中に、ぜひ「ママを支える準備」も加えてください。


10 よくある質問

Q1. 産後ヘルパーは、出産後いつから利用できますか?

利用開始時期はサービスによって異なりますが、退院後すぐから利用できる場合があります。出産日は予定から前後するため、妊娠中に相談し、開始日の変更方法も確認しておくと安心です。

Q2. パートナーが育休を取る場合も、産後ヘルパーは必要ですか?

家庭の状況によりますが、育休中でも夫婦ともに寝不足になることがあります。料理、洗濯、掃除などの一部を外部へ任せることで、二人が赤ちゃんのお世話と休息に集中しやすくなります。

Q3. 里帰り出産をしない場合、何を準備すればよいですか?

食事、洗濯、買い物、赤ちゃんのお世話、ママの休息を誰が支えるか決めましょう。自治体の産後ケア、産後ヘルパー、宅配食、ネットスーパーなどを組み合わせる方法があります。

Q4. 産後ヘルパーと家事代行は何が違いますか?

家事代行は掃除や料理などの家事が中心です。産後ヘルパーは、家事に加えて、産後の母親ケア、赤ちゃんのお世話、育児相談など、産後家庭に合わせた支援を行います。

Q5. 人に頼ることに罪悪感があります。利用してもよいのでしょうか?

産後の支援は、楽をするためではなく、母親の身体を回復させ、安心して育児を続けるために利用するものです。ママが休むことは、赤ちゃんと家族の生活を守ることにもつながります。


産後ヘルパー株式会社のサービスについて

ご利用は退院直後から。1日6時間・8時間のコースをはじめ、スポット利用にも対応しています。サービスエリアや料金・お申し込みについては、お気軽にお問い合わせください。

出産予定のご夫婦からのご相談、大歓迎です。

産後ママとご家族の笑顔を守るために。
13年の実績がある産後ヘルパーがサポートします。

心美人産後ヘルパーと一緒に

産後ママと産後家族の笑顔を増やします!

実家の母親の愛情を込めた

日本初「訪問型」産後ケアサービス

産後ママとご家族に『笑顔』と『安心』を届けて、おかげさまで創業13年目です。

【夜間】【双子(別料金無)】【ワンオペ】対応

産後へルパー株式会社

◆本社

〒212-0011

神奈川県川崎市幸区幸町2丁目593番モリファーストビル4F

◆東京秋葉原支店

〒101-0024

東京都千代田区神田和泉町1-6-16 ヤマトビル405

◆大阪営業所

〒530-0001

大阪市北区梅田1-2-2大阪駅前第2ビル12-12

◆名古屋営業所

〒461-0011

愛知県名古屋市中区大須1-7-14パークIMビル2F


▶産後ヘルパーのお仕事に興味がある方はこちらをご覧ください

産後ヘルパー採用サイト

▶産後ヘルパーやお客様の動画チャンネルはこちらをご覧ください

産後ヘルパーのYouTube動画

▶産後に関する調査研究のサイトはこちら

産後総合研究所のWebサイト

▶公式Instagramはこちら

産後ヘルパーInstagram

関連記事